MioMapレビュー

3/3 雑感更新
3/4 案内についての考察。
3/5 雑感更新
3/6 雑感更新・自転車専用ホルダー製作。
3/7 雑感更新
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3/19 雑感更新

10/31MioMap ver1.30.xJ レビュー

MioMap雑感は掲示板形式になりました。
こちらへ。

とりあえずTOPとか作ってそれぞれに飛ばすようにしようかと。
http://miomap.fc2web.com/

マイタックジャパン社から発売のMio168専用(他のPDAでも動いたという報告もあるが、確証はとれていない)
GPS「MioMap」のレビューなど。

現在はMio168RSというバージョンになって発売されているMio168だが、中身はまったく同じもの。
無印168をもっている人は、マイタックジャパン社に郵送して、OSをPC2003SEにする必要がある。
詳しくは上記のMioMapのリンクのところと同じです。

 

で、発売されたと同時に申し込みをした人先着100名に対し、2.5インチ→3.5インチピンジャックへの
変換コネクタがついてくるという特典があった。
SONYの変換コネクタでもつくのかと思いきや、独自のケーブルがついてきた。

これだと、万が一ヘッドフォンを引っ張ってしまって根元から折れる心配が減るのではないかと。
力が加われば途中から抜けてしまうからだ。
アナウンスとかもなく、HPの方の掲示板で知ったのだが、元からこういうものがつくと知らなかっただけに
まあうれしいオマケといえた。

さっそくMioMapをインストール。

付属のCDを使って、アクティブシンク経由でインストール。たいして時間もかからずサクっと終わる。
マップの方は、PCにマップカッターをインストールし、CDからの地図を読み込んでインストールする形になる。
その際、アクティブシンク経由でなく、メモリカードリーダライタなどを使えば、高速に地図のインストールが可能だ。
USB2.0対応のリーダライタを持ってる人は活用しよう。

マップカッター画面。簡素。ホイールの上下で拡大縮小が可能。地方で大まかな地域を選択し、都道府県を
指定していれることもできるし、マウス右クリックで範囲を限定して切り出すことも可能。
マップインストールの際、必ずその選択範囲内にホームポジションをおかねばならず、少々面倒。
たとえば川崎と千葉の一部分だけを切り出す場合、最後に切り出した方の選択範囲内のどこかに
ホームポジションをおかねばならないという事。MioMapが起動したときに必ずそこを中心にして
読み出される。個人的には、いちいちホームポジションを指定せねばならんのは面倒ではあるが、
アプリの方はどこを開いていいのかわからないだろうから、このほうが都合が良いのか。

地図容量は、神奈川と東京あわせてだいたい90Mほど。これはマップカッターにあるプリセット地域の
横に書いてある物の合計。まあ、さすがに道路情報の多い地域である。
全体として500数十くらいしかないので、512MのSDカードがあれば、全国とまではいかないに
しろ、本州のほとんどは入ってしまうのではないだろうか。

早速MioMap起動。
起動の際に、注意書きが出る。
移動中の操作は、GPSからの信号を基準に操作を行いにくいようにしております。
という事が出るが、これがまあその通りで、ナビ中は画面にタッチはできない。
というより、移動していると認識している場合は、タッチすると「移動中は操作できません」と
いうアナウンスがされる。これは普通にカーナビもそうなので、やむをえないところ。
停止しているのに、測位の関係上位置があちこち飛ぶ場合も移動とみなされるので、
停止しているのにも関わらず操作は出来ませんと言ってくる場合もある。ここらへんの判定は
やはり車速パルスなどで複合的に判定もできないのでまあ仕方ないところであろうか。
ナビシートに座ってる人ももちろん操作出来ないので、何か操作しようと思ったら
どこかにちゃんと停車させるしかない。

この警告時に はい と あと一つ「交通機関利用」という項目もある。こちらを選ぶと
交通機関に乗車着席した状態で利用するモードとなっているが、ルート検索機能とか色々
出来る。あるいは、このモードにすると移動中でも操作が可能かもしれない。
あとで試そうと思う。


さてここで画面を見てみよう。
SuperMapple5の地図画面と比べてみた。

  

SuperMapple5
建物の形状と道路の太さ、公園の緑などで場所の把握がしやすい。

  

一目瞭然だが、簡素この上無い地図。ただ、シンボル表示は物凄く多く、三番目の地図を見ればわかるとおり、ここまでくると
なにがなにやらである(笑 ゴチャっとした感じが密度を錯覚させてくれるので、個人的に嫌いな倍率ではないが、ルートを案内
する補助の画面としては見づらい事この上無し。真中の画面くらいが丁度いい。真中の画面が一番スタンダードと考えていいだろう。
それよりあげても、ただ拡大されるのみなので。 まあ、ルート案内をしてくれるのが売りなので、これくらいの地図で十分なの
かもしれない。出来ればMapple地図を案内してもらえると非常にいいのだが、地図が簡素な分動作も速い。
切り替えは、スティックの左右で1メモリづつ。上下で小中大の三段階切り替え。厚手のグローブをしている場合は他のキー
触っちゃう可能性もありますが、走行中はいじれないので、あまり問題は無い気がする。

  

さらに倍率ドン。やたらと文と卍が目立つ。どちらもまああまり変化することのない施設だから、シンボルには丁度よいのかも
しれないけど、ここまでくると位置把握程度。

  

もうこのあたりだと変わらない。何県のどこにいるのかわかる程度で、案内確認で使える倍率ではない。


ルート案内。

開始地をセット。ボタンぽんで一発登録。

同じくボタンポン。開始地と目的地をセットしたら、あとは一番上のルート検索を押すだけで検索が開始する。
経由地は始点と終点を決めた後でも登録可能。経由地の順番はどう決定されるのかは不明だが、普通に
なるべく直線に近い形で検索されるのではと思う。今2点登録をやってみたら、効率よくという感じではなく、ただの
寄り道っぽい形で生成された。経由には見えないが、いけるにはいけるのでまあよしとしますか。

検索成功。道が簡素すぎておもしろみにかけるが(笑
検索に際しては、徒歩・自転車・車・現在位置モードの4つがある。

徒歩:とにかく最短距離。一方通行無視。

自転車:一方通行などの規制をちゃんと遵守するかどうかをチェックするモードもある。

(引き返し検索という奴で、設定でこれにチェックをいれるかどうかで変わってくる。基本的には
自転車にもちゃんと道交法が適用されるのだが、守ってる人も少ないと思うので、基本的に
引き返し検索はいれなくてもいい気がするのだが、どうもこの引き換えし検索のチェックは
いまだによく理解できていない・・・□ 引き返し検索を行わない。 となっているので
チェックすれば「行わない」なんだろうけど、引き返し検索を するとしておいて、チェックをいれさせた
方がわかりやすいんじゃないかと。
それと、リルートを行う際に、どれだけ案内ルートから外れたらリルートをするかという設定項目もある。
デフォルト値が200mだが、これはハッキリ行って取りすぎなので、車だと4〜60mくらいが適当かと。
自転車や徒歩では2〜40mくらいかな。もうちょっと使って煮詰めないといけないようだ。

自動車:普通に道交法遵守タイプ。あまり細かい道は選択されないようである。

現在位置モードに関しては後述する。


案内に関して。

徒歩:せいぜい時速6km程度なので、案内にまかせておけばまず問題はないが、あまりにもあちこち
    こまかい道に入りすぎると「ルートを再検索します」の音声ばかりで案内にならない。細かい道は
    どうもあまり得意ではないようだ。

自転車:速度が速いこともあり、細かい道とかに入り込んで迷ったりするとリルートがおいつかないことも
    あるので、道を間違えたら素直に少し速度を落とすか止まるかしてちゃんと案内ルートが生成されて
    からじゃないときびしい。リルートマージンをどこまで取るかがうまくいく秘訣ではないかと思われる。

自動車:カーナビと同時使用で使ってみたが、同じタイミングで音声案内が入ったりして面白い事に。
    両方持ってる人は一度お試しあれ。(その際は、良く知ってる地元道でやったほうが安全)
    リルートに関しては、道から外れると「ルートを再検索します」ばかりでなかなかルートに戻る道が
    わからなかったりするが、これもマージン距離のとりかたで変わってくるかもしれない。
    道から極端に外れさえしなければ、カーナビと遜色ない案内をするので、これはかなり使える。

現在位置:MioMapは通常では現在位置を常にトレースしてくれません。なので、常に自分の位置を
    表示させたい場合は、このモードで仮検索をかける必要がある。このモードではルートを生成
    してくれないので、ルート案内関係なしにとにかく自分のいる位置だけを把握したいという人向け。


音声案内についてだが、とにかく良く喋る(笑
場所によっては少々喋りすぎかと思う程だが、この手の物はなれるまでは信用もしづらいだろうし
しょっちゅう喋ってもらったほうが精神安定的ではあると思うが、 慣れるとうざったくなるかと思われる。
まあ、慣れるしかない。どのWAVがどの音声内容かというのが発表されているので、削除するなりして
黙らせる事は可能ではあるが、複数のWAVを組み合わせて喋らせているので、特定の台詞だけを
消すというのはなかなか難しいというか、ほとんど無理かと思われる。
「およそ」という言葉くらいだろうか。消して支障がなさそうなのは。
音量に関しては、最大にすればうるさい程。最大音量で、自転車や徒歩で使うのはやめましょう。
物凄い注目を浴びることになります(笑 だがそれがいい!という人は、止めません(笑
おそらく、車内以外での使用の人は、ヘッドフォン使用前提でやるかと思います。
ちなみに、MP3を鳴らしながら音声案内も聞けます。が、あまり大音量でMP3などを走行中に
聞くのはやめましょう。回りの音がちゃんと聞ける程度で(´∀`;)

まだ使い倒すというほど使っていないので、何か色々とわかり次第書き込もうかと思う。

3/4
引き返し検索。
Mio168のレビューや活用日誌を発表されているimrさんのサイトで、Mio168の引き返し検索の研究
発表されていた。
これに関しては、私も興味ありすぎることが多いので、自分なりにも少し研究をしてみた。

引き返し検索を利用しない。という設定項目のチェックボックスにチェックが入っていない場合。
それはつまりその設定を利用する事になり、すなわち「一方通行無視で逆走するコースも検索しちゃうよ」
という事である。
そこで少しやってみた。

基本地図。中心から左の道路は、下から上に向かっての一方通行。


このようにセット。開始から目的までの向きは一通なので、車は真下に下りてくることが出来ません。


徒歩検索。さすが徒歩ですから、一方通行完全無視。逆走だって平気でしちゃいます。まさにブッコミ上等です。
次に自転車で「引き返し検索をしない」のチェックをはずす、すなわち「引き返し検索を利用します」にして検索。


検索を利用するならば、一方通行もなんのそのな筈です。そのコースで一番最短なのはもちろん徒歩モードで
生成されたコース。どんな超絶方向音痴でも間違えようがありません。しかし、これでは思い切り迂回しまくってます。
一体どういう基準でこのルートを生成したのか謎です。


チェックを入れる状態。「引き返し検索を利用しない」状態にして検索。
あれれ、先ほどよりルートが短くなりました。でも、四倍以上の距離を回らされる事に変わりありません。
とはいえ、このモードでは逆行などが出来ないという設定なので、これはこれで正しいのです。逆行しない
最短ルートなのですから。
では、逆行するルートを選んだにも関わらず、もっとも遠いルートを生成した「利用する」の主旨は一体なんなのか。
逆行OKなコースで最短を選ぶ以外はありえない筈なので、そもそもそのあたりからして、いかに考察しようとも
無意味なので、これ以上はわかりません・・・
車でなら、いくら引き返し設定があるといえどもあからさまな逆行はダメだろうということで選択されない可能性は
あるのですが、そこらへんは説明書には記載されてません。常識の範囲内でわかってください。ということで
内部でそういうルールがあるのかもしれません。となると、自転車もそれに準じているという事でしょうか。
自転車に関しては、本来は軽車両として扱われ、ちゃんとした規則に定められた走りをしなくてはいけない
物なのですが、実際は恐ろしくグレーゾーンにある乗り物です。だからといってそのゾーンに則したナビを
してなにか事故があった場合、メーカーとしても責任を負いかねる所がある。ゆえに内部でそれはダメだと
いう事で逆行コースをあえて選択しないのかもしれませんね。でも、それにしてもチェックありの方がコースが
短くなるのはいささか解せません。

 


NEW

MioMap 最新バージョン 1.30.0xJ (xの部分は最終版でないため)

MioMapの最新版が発表されました。しかし、現在はベータテストの段階です。

今回のバージョンの最大の目玉は、昭文社SuperMappleV6 for Mioとの連携機能です。
その中で、念願だった駅名検索が可能になりました。

とりあえず画面などをいくつかご紹介します。


設定画面。

ここでの一番の変化は、地図表示色。夜とアウトドアというのがつきました。

    

左から夜・アウトドア・ノーマルです。アウトドアに関しては、ぱっと見わかりづらいかもしれませんが、よく見れば一目瞭然。
白黒っぽくなっています。これにより昼間での視認性があがるということでしょうか。夜間に関しては、どのモードでもあろうと
バックライト消えたらまったく見えないので、常にバックライトをONにしておく必要があります。夜表示は、車使用でのことを考慮した
モードでしょうか。自転車においては、どのモードも一緒なので、一番わかりやすいノーマル表示がメインになるかと。


設定画面2

先ほどの画面と比べると、おや?と思う部分があるかと思います。移動履歴を保存するという欄に「NMEA」という項目が。
実は隠し機能で、この表示されている部分、本来は空白なんですが、そこを6回、たたたたたんと連続してタップすると
この項目が現れるようです。そんなに連射する必要はありませんが(笑 これにより、いままではレジストリをいじって
NMEAのログを取らなくてもよくなります。実は1.2にもあるようで、同じ操作をすると現れるとか。確認するまえにアップ
してしまったので不明です。隠してあるだけあって、OPENな機能ではないとは思うので、自己責任でお願いします。

次に、メインの機能であるMappleとの連携の例。

 

左がマップルの画面。センターをタップ&ホールドすると、右画面のようなメニューが出てきます。それを選択すると

このようにMioMapで同じ場所が表示されます。この画面では、右のメニューの一番上にりんごマークが出てますが、
これをタップすると、逆の動作になります。

これを応用することによって、駅名検索が可能になります。
どういうことかというと、Mappleでは、駅名検索が可能なのはご存知の通りですが、もうこれでわかる方はわかった
かと思いますが、マップルで駅名検索をさせ、表示。その場所をMioMapにもっていくという使い方です。
とはいえ、この操作は相当遠回りなので、少々面倒ではあります。が、駅名検索が可能になったのは、大きな一歩だと思います。
今後の連携機能の強化によって、そのあたりは改善されていくでしょうか。出来ればPOI検索で最寄駅項目があると尚良いのですが。
地方で自転車に乗っている時、輪行に切り替えようとしたときに、駅を探すのが大変なので。地方では、とにかく首都圏とは
比較出来ない程一駅区間が長くて、道もそれほど網目状にはなっていないから、一つ間違えると自転車にとっては致命的。
このあたりも、今後に期待でしょうかね。
今は、b-walkerのしがらみが残っている以上、簡潔にはいきそうもないですが。

あと、重要なこととして、GPSのチャンネルはどっちか片方でしかつかえないようになってます。
MioMapでルート案内している裏で、Mappleでルートログを取るとかいうことはもちろん出来ません。
(でも実はこれを物凄い期待してたんですが・・・ルートログは常にマップル上で管理利用したかった)
基本的には、MioMapをメインに使いつつ、Mappleはあくまでサポートとして。という意味合いが強いです。
色々と苦肉の策・・なのでしょう。

とまあ、連携機能としてはこんな感じです。まだまだお互いがお互いを完全に補完しあうというレベルには
いたってませんが、今回の事は大きな一歩として今後の期待へとつなげられる物になったんじゃないかと。

でも・・・駅名検索と地図があと少しだけ詳細表示になってくれれば、連携する必要が無・・・ゲフゲフッ。
いや、とにかく今はこれで精一杯。でも格段に便利になりそうな予感と希望をもてるようにはなった。


 

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